「コーポレート・ベンチャー・キャピタル」（CVC）とは、一般事業企業がベンチャー企業へ直接投資する活動だが、経済動向によって投資額が大きく揺れることが問題視されている。しかし、なかには持続性の備わったCVCも存在する。そこでは、単なる財務目的を超えて、既存戦略を推進させたり、既存商品の補完を図ったり、さらには新たな市場を創発させたりとより高次元の目的に向けた投資が進められている。マイクロソフトやインテル、ルーセントといったIT（情報技術）企業、さらにはイーライ・リリー、メルクといった製薬会社の事例を考察する。

【書誌情報】

※印刷は全てモノクロ印刷となります。

ページ数：10ページ

サイズ：A4

商品番号：DHBL-HB200208-011

登録日：2002/8/9

発行号：2002年8月

著者名：ヘンリー・Ｗ・チェスブロー　ハーバード・ビジネススクール　准教授