トップ・マネジメントの時間は貴重な経営資源である。 にもかかわらず、多くの企業がこれを浪費している。 なかでも経営会議は顕著な例の一つといえる。 焦点のぼやけた議論が続き、吟味不足のまま議題が承認されたり、逆に先送りされたり、時には時間が延びたりと、何とも能率が悪い。 時価発行総額10億ドル以上の企業187社のトップ・マネジメントに経営会議の時間やそこでのプロセスに関する調査を実施したところ会議の効率と実効性を高めている企業は、より優れた意思決定を、より多く、よりスピーディに下せるため、業績が高いことが判明した。特に戦略に関わる意思決定プロセスが重要であり、これを確立できれば、経営会議は必要悪から真の競争優位へと姿を変えるだろう。

【書誌情報】

※印刷は全てモノクロ印刷となります。

ページ数：14ページ

サイズ：A4

商品番号：DHBL-HB200502-010

登録日：2005/1/31

発行号：2005年2月

著者名：マイケル・C・マンキンズ　アラコン・アソシエイツ マネージング・パートナー