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◆ 論文

操作的オーガニゼーションモデルにもとづくマルチエージェントの協調形態生成に関する考察



著者:石田和成(電気通信大学)  立花裕(日揮株式会社)  太田敏澄(電気通信大学)

価格(税込)¥550
サイズA4
ページ数24 ページ
発行年月1998年 12月
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商品の説明

本論文では組織における業務の配分に対する従業員間の関係に着目し・効率的なタスク処理の観点から、協調形態とタスク処理量との関係を考察する・このため・協調形態を・水平的分業と垂直的分業という観点から捉え、エージェントを用いた操作的オーガニゼーションモデルを構築する。従来の計算機組織理論の研究では、自律的エージェントの効率的な水平的分業の考察は、かなり行われている。しかし、垂直的分業が考慮されていないため、協調形態についての組織論的な考察は、十分には行われていないと考えられる。そこで、水平的分業と垂直的分業にもとづく協調形態を考察するために・あるレストランにおけるコック間の自律的な協調形態についての観察事例にもとづいて、協調形態のモデル化を行う。このモデルを用いて、エージェントの効率的なタスク処理を可能とする協調形態についてシミュレーションを行なった結果、コックのロードが低い場合には集中型が、中程度の場合には分散型が、高い場合には統合型が、それぞれ客の待ち時間が少なくなることが分かった。従って、このモデルは、実際のレストランにおいてコック間で自律的に生成された協調形態が、タスク量の変動に伴って効率的に選択されていることを、操作的な方法によって記述したものと考えられる。このモデルは、タスクの分割とエージェントの担当との調整について、水平的分業と垂直的分業を考慮した協調形態のモデルとなっている。組織は、環境条件に応じて、タスクの分割やその担当者の調整を図るため、適切な協調形態を生成したり、変更したりすると考えられる。この協調形態の選択問題は・組織設計における主要な課題である。これらのことからすれば、本論文で構築した操作的オーガニゼーションモデルは、組織における協調形態の生成や変動のプロセスを考察するためのモデルであるとともに、組織設計のための基礎的モデルともなっていると考えられる。

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