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◆ 論文

情報技術を駆使した経営革新−IPRに向けて



著者:名和 高司  荒巻 健太郎

価格(税込)¥550
サイズA4
ページ数30 ページ
発行年月1998年 12月
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商品の説明

情報技術の飛躍的な発展に伴うインタラクションコストの劇的な低減は、「IPR」(Industry Process Redesign)という新しい経営革新の手法を現実のものにしつつある。BPRが各企業の自社内に閉じられたビジネスシステムの再設計であるのに対し、IPRは産業全体を視野に入れ、最終顧客に商品・サービスを提供するまでの複数の企業をまたがる企業活動の流れ(インダストリー・バリューチェーン)を再設計する手法である。IPRは、1企業の視点で構築される従来の戦略に比べ、大きな戦略的自由度があるため、期待できる効果もまた大きい。その結果、IPRを仕掛けた企業が、新しいバリューチェーンの覇者(バリューチェーン・オーナー)として、IPRによる余剰価値(surplus)を最も多く獲得することができる。ただしIPRは、バリューチェーンを形成する複数の企業の有機的な協働を前提としているため、経営・業務情報の円滑なやりとりが前提となる。またIPRは、ERPの導入による企業内業務の情報化の進展や、OCNなどの安価で広域なネットワーク基盤の整備という昨今の動きがあって初めて、現実のものとなりつつある。IPRの実現には、1企業の枠を越えて価値の創造プロセスを再設計し、世界中から最適な企業をバリューチェーンのパートナーとして迎え入れ、それらがあたかも1つの企業体のように、協調しながら意思決定する仕組みを整備する必要がある。そしてそのためには、情報技術を駆使した新しい経営手法の早期確立が鍵となる。情報技術の進展に伴って、あらゆる産業が大きな変革期を迎える中で、IPRをいち早く仕掛け、経営革新に挑むことにより、バリューチェーン・オーナーとなる企業が、日本の中から1社でも多く出現することを期待したい。

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