拡大イメージ/商品詳細を見る
※画像は商品サンプルです。
◆ はじめに

なぜ、今ベンチマーキングなのか



著者:千種忠昭

価格(税込)¥550
サイズA4
ページ数6 ページ
発行年月1994年 9月
買い物かごに入れる

ご入金確認後、印刷製本して約1週間お届けします。


商品の説明

日本が世界に誇る電子産業の中核であるパーソナルコンピュータ業界に異変が起こったのは、2年前の平成4年の秋であった。米国メー力一のコンバツクが日本製PCの3分の1の価格で新製品を日本市場に投入し、われわれにショックを与えたのである。このコンパックショックを皮切りに、米国での日本製乗用車のマーケットシェア低下や韓国製半導体の大躍進などのニュースが、ひところの日本産業の栄光をかき消すがごとく新聞紙上をにぎわした。また、多くの有識者が日本の製造業の競争力低下を憂う論文を発表し、新聞雑誌はこぞって「蘇れ、製造業」というセンセーショナルな企画を連載するようになった。これと時を同じくして、円高に拍車がかかり、製造業は生産拠点を中心に海外移転を進め、国内の産業空洞化が新たな問題として浮かび上がってきた。そのため、製造業の競争力の問題と空洞化の問題とが混同され、競争力の実態は必ずしも明らかになっていない。日本の産業の国際競争力は未だ充分あるといった意見も散見される。たとえば、クライスラーが日本車に匹敵する価格競争力と品質を前面に打ち出し、鳴り物入りで市場に投入した戦略車「ネオン」も、実際に購入して調べてみればたいしたことはない、といった語を筆者も最近耳にした。一体、実状はどうなのであろうか。マッキンゼー社が設立した経済研究機関であるMGI(McKinsey Global Institute、本部ワシントン)が昨年行った、製造業の生産性の国際比較研究によれば、トヨタ自動車を除いた日本の自動車メー力一の生産性は、米国の自動車メー力一にほぼ追い行かれている。また電子産業の分野でも、米国メー力一は日本メー力一を急速に追い上げつつあり、コンピュータの分野では、すでに米国の企業のほうがはるかに高い生産性を誇っていることが判明している。

こちらの商品を買った人は以下の商品も買っています



- このサイトのコンテンツ一覧を表示する -