電力保安用移動無線の一部は、アナログ方式(FM変調)からデジタル方式 (π/4シフトQPSK)に移行が進められており、山間部においては電波 の不感地帯の増加が懸念されている。また、山間部における不感地帯の特徴 は、スポット的に点在することが想定される。 一方、中部電力では、電力保安用通信の確保のために光ファイバ?を山間部 にも布設している。
そこで、光電波融合技術を利用して、既存の光ファイバーを有効活用し、ス ポット的に点在する不感地帯の対策を行うシステム及びそのシステムとデジ タル移動無線基地局の接続方法について検討を実施したため、結果を報告する。
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